今あなたは2025年、ご自分が決めたとおりに物事がうまく進んでいくイメージが持てていますか?
まだ思い通りにうまくいくイメージが持てないという人は、今この記事をぜひ最後までご覧ください。
あなたは2025年の年末になったとき、決めたことを最後までやり遂げ充実した1年だったと言える人になるか、なにも変わらない1年だったと言う人になるか、その分かれ道にいるからです。
この記事を通してあなたは、自分で決めた目標とかやりたいことを、何でも「思い通りにうまく叶えていく人」とうまくいかない人の違いがどこにあるのかを知り、ご自分が叶えていく側になる方法を手に入れることが出来るようになります。
なぜ人は自分で決めたことが、最後まで続かないのでしょうか?
かの有名な格言「ダイエットは明日から」
のとおり、決めたことが長続きしない、また始めては途中でやめる、多くの人がそれを繰り返しています。
2025年こそチャレンジしたい、叶えたいという夢や目標があるという人も多いと思います。
ではあなたの、その夢や目標をどうやったら叶えることができるのか?
実は夢や目標を達成できる人ほど、無意識レベルで自然に出来ている、ある理由がそこにあるんです。
その理由を知ることで
飽きっぽい自分をネガティブに感じるとき
頭では分かっているけど、うまく行動できないとき
そんなときに自己嫌悪することがなくなり、無理せず楽しみながらチャレンジできるようになります。
そこには真面目な人ほど気づかない、ある落とし穴があるのですがそれをお伝えしていきます。
この記事ではあなたはこれから先の人生で、ご自分の夢や目標にチャレンジしていく上で
①始めたことが長続きしない、心と脳のある盲点を知ることができます。
②そして最後までやり通せない理由が、ご自分の性格ではないもっと別の原因があることを知り、もっと自分に自信が持てるようになります。
③さらにあなたが、2025年決めたことが最後までやり通せるようになる、具体的な方法も手にすることができます。
始めたことが長続きしない原因
それでは、早速本題に入っていきましょう。
始めたことが長続きしない、ウソのようにモチベーションが下がり、どうでも良くなってしまう、その理由はどこにあるのでしょうか?
それは、あなたを守るために働いている、心と脳のしくみに原因があります。
その心と脳のしくみによってあなたの無意識レベルで、新しいことを始めないようにさせたり、長続きしない原因になっているということです。
その防御機能によって無意識に、最初のやる気がみるみる下がり、あなたの夢や目標を達成させないようにしていたわけです。
ではあなたが、知らない間に無意識レベルで受けている、その影響力とは一体何のことでしょうか?
あなたが無意識に受けてきた、新しいことを始めないようにさせる影響力。それは
心理的ホメオスタシスです。
これは、精神的な安定を求める心理状態のことを指しています。
新しいことを始めることへの抵抗感、失敗や不安をおそれ、知らない環境へのストレスから身を守ろうとして、現状維持しようとする心の働きのことです。
例えば、次回こそは違う髪型にしようと思いながら、10年間も同じカットをしている私の状態、これが心理的ホメオスタシスです。
カフェでいつも同じ席に座ったり、行きつけの定食屋さんに通って、慣れ親しんだ味を食べることで安心したり、反対に引越しのあとに慣れるまで新居が落ち着かないという心理状態も、この働きによるものです。
慣れ親しんだ環境に安心し、維持しようとする心理のこと。
これは自分を守ろうとする、人が先祖代々、受け継いできた遺伝子の働きと言われています。
大昔、生活する場所を出て新しい場所に行くことは、そこにどんな危険があるか分からないので命に関わることでした。
危険な動物に襲われたり、知らない食べ物を食べて毒で命を落としたりすることもあります。
そういう危ない目に遭うことを繰り返して、遺伝子の記憶を受け継いできた結果、あなたの身体は無意識レベルで
そんな危ないことをするな
今のままでも別に困らない
生きていけるんだから満足しなさい
という感覚、感情によって働きかけているわけです。
そのために、あなたが何か新しいことを始めようとしても面倒くさいと感じたり、始めてもすぐに最初の気持ちがウソのようにどうでも良くなり、今のままでいっか、となるわけです。
これが始めたことが長続きしないのが、あなたの性格とはもっと別のところに原因があると、私がお伝えする理由です。
心の浄化によって可能になるもの
このような、あなたの意思とは関係なく強制力のように働いている原因があると、どうにもならないように感じるかもしれません。
ですが、こういったずっと受け継がれてきたものも、心の浄化によって潜在意識からなくしていきクリアにすること、そして遺伝的な細胞レベルの記憶の浄化が可能です。
行動することへの不快感、心の荷物の原因となる感覚、感情がなくなれば、行動することへのハードルは自然と低くなりますね。
そして実際には心理的ホメオスタシスとは別に、始めたことを続けたくない(=目標を達成したくない)無自覚に持っている原因があったります。
一例として
簡単に上手くいってはいけない感
順調に進むのには裏がある感
達成して人より目立ちたくない
など、潜在意識でブレーキとなる心の荷物が人それぞれに存在します。
昔と違い現代では新しいことにチャレンジしないことがリスクですよね?
人は常に変化にうまく対応して進化した結果、生き残っています。
あなたが人生でやりたいこと、味わいたいことがあるのであれば、その理想を「うまくいかせないようにする」潜在意識の中のブレーキをなくすとご自分の人生の可能性の幅がより広がります。
あなたがこの記事をご覧になっているということは、ご自分の内側に働いている「ま、いっか」という習慣を変えたいからだと思います。
その気持ちは、新しい一年をもっと良くしたいという、理想があるからではないでしょうか?
今までの、うまくいかなかった経験から自由になって、もっと自信を持ちながら毎日を過ごしていく。
そういう理想を実現するために、私はサポートしたいと思っています。
始めたことをやり抜く習慣STEP1
では、どうしたら新しく始めたことを、最後までやり抜くことができるようになるのでしょうか?
そのためには3つのステップが必要になりますが、その3つのステップをこれからあなたにご紹介します。
より積極的にチャレンジし、それを達成させることで、ご自身の人生が変化していく。そのための3つのステップです。
72時間以内に始め、21日間続ける
新しいことを始めようと決めたとき、72時間以内に何でもいいからまずは行動してみる、ことです。
反対に、72時間以内になにか行動しなければ、人は永遠にそのままで終わるということです。
ここには、人の記憶力つまり、人は忘れる生き物だということが関係しているかもしれません。
人は記憶した24時間後には覚えたことの74%は忘れる、これはドイツの心理学者エビングハウスの研究結果です。
あなたが何かを始めようと最初に感じていた、やる気やモチベーションは忘れてしまい、心理的ホメオスタシスによって「今のままで何も不自由はない」と働きかけてくるので、やがて「またそのうちやろう」に変わっていきます。
そうならないためには、例えばどこかに旅行に行きたいと思ったのであれば、とりあえずカレンダーに予約を入れてみたり、何かのスキルを学びたいと決めたのであれば、そのスキルの本を何か1冊でもすぐに買ってみるなど、何でもいいから1歩を踏み出してしまうことです。
ことわざにある「思い立ったが吉日」のとおり、何かをやり遂げる人は「時間が経てばやる気がなくなる」ことを理解しているので、すぐに行動することを習慣としています。
そして、始めたら21日間、1歩ずつで良いのでとにかく続けてみる。
これは、行動心理学でインキュベートの法則と呼ばれています。
新しく始めたことを21日間続ければ、最初は意識して努力していたことが、だんだんと習慣になって無意識にできるようになり、定着していくというものです。
ネガティブな意味でよく三日坊主と言われますが、かつて初めてのダイエットでキノコの里を3時間しか我慢できなかった私から言わせれば、三日も続いたらすごいことだと思います。
心理的ホメオスタシスによって、新しいことを始めないように邪魔される間は意識した努力が必要になりますが、まずは21日間を乗り切ることを目標にしてチャレンジしてみることです。
最初に3日続いたのであれば、そこにあと1日足して4日にしてみる、たまに1日空いてしまったとしても全然いいんです。また1日足すだけです。
実際には、行動する内容の大変さによって日数は変わりますので、例えば禁煙や禁酒など今までの習慣が長いものであれば、さらに長い時間がかかります。
ですが、ただ始めると決めただけでは、やっぱり続かないという人も多いと思います。
実はそこにはある理由があり、それを知ると始めたことが継続し習慣になるのにとても役立ちます。それが次のステップです。
始めたことをやり抜く習慣STEP2
AのためにBをする
私たちの脳は、新しいことを始めるとドーパミンという脳内ホルモンを出しますが、ドーパミンは「3大幸せホルモン」の1つで、やる気や意欲に関係する物質です。
ドーパミンの量が低下すると、やる気がなくなり何をしても楽しくないみたいなことになってくるので、ドーパミンの量を増やすことが、決めたことを最後までやり抜くには、とても大切になります。
そのためには、あなたが脳に自分へのご褒美を意識させるとドーパミンの濃度が増えるんです。
そのご褒美を決めることを「動機設定」と言います。
そのために使うのが「AのためにBをする」です。
このAの部分に、あなたのゴールつまりご褒美を当てはめてみましょう。
最高のパートナーと出会うためにダイエットをする
仕事がもっとうまくいくために資格をとる
夫よりも10年長生きするために間食をやめる
人の数だけ今の人生で味わいたいもの、体験したいものや達成したいものが違いますので、あなたの理想の数だけ無数にあります。
このときに、一番やってはいけない動機設定は「BをしなければAはできない」です。
例えば、先ほどの例であれば
ダイエットしなければ最高のパートナーに出会えない
資格を取らなければ仕事がうまくいかない
間食をやめなければ夫より10年長生きできない
となります。
なにが違うかもう気づきましたか?そうです「マイナスの動機設定」になっています。
人生がうまくいっている人には、必ずAのためにBをするという「プラスの動機設定」があり、うまくいかない人はBをしなければAはできないという「マイナスの動機設定」を、前提にして行動しているということです。
始めたことをやり抜く習慣STEP3
一番大切な人にとってどういう人でありたいか?
あなたの人生において一番大切な人は誰ですかと聞かれたら、あなたはどう答えますか?
お父さん、お母さん、お世話になった人など、人それぞれ思い浮かぶ人がいると思います。
もちろん、お世話になった人たちは全部大切ですが、私はこの記事を見ているあなたには、それとは別の答えを出して欲しいと思っています。
それが「自分」です。
あなたの人生において、一番大切にしなければいけない人は、両親でも、お世話になった人でもなく、自分です。
とても自己中な考え方だと思いましたか?
私がなぜそんなことを言うのか?
それは「自分」は、人生最大のパートナーで、他に換えがきかない、換わりようがないからなんです。両親やお世話になった人たちは、あなたの変わりにご自分の人生を歩んではくれません。
例えば、親が病気やケガをしたら当然とても心配になりますし、出かけた帰りにこんなお土産を買っていったら、パートナーが喜ぶかなとか考えたりしますよね。
それは、相手のことを大切だと思っているから、そして相手にとっても自分が大切な存在でいたいからではないでしょうか?
であれば、人生最大のパートナーである自分に対して、どういう人でいたいのか考えるのは、自然なことですよね。
自分を大切にすることは、あなたの人生全体の発電機そのものですから、自分を大切にしている程いつも元気よく機嫌よく過ごせるエネルギーが湧いてきます。
人間関係にしても、自分を大切にできるから他人にも良くできますし、仕事も自分を大切にできるからやる気が出てきます。
2025年の年末になったとき、あなたはこの1年で最大のパートナーのためにどういうことをしてあげ、どういう人でいたいでしょうか?
そうです、自分を最大のパートナーと認めそのパートナーのためにプラスの動機設定をして何かを始める。
その瞬間、あなたの脳はすでにそれを幸せと感じ取り、ドーパミンを出してやる気を出すようになりはじめます。
始めたことが長続きしないと感じる方にとって、最初の1歩を踏み出すというのはとても大きなハードルに感じるかもしれません。
ですが今日お話したように、脳はあなたの無意識に感じているとおりに、習慣によって動いています。
そして、この脳の働きをうまく使って、やりたいことを達成する方法を理解したあなたはその先の未来、つまり「始めたことを最後までやり遂げる」ステップの半分を、もうすでに達成しているんです。
同時にそれは、あなたがご自分を飽きっぽい性格だとか、面倒くさがりと感じて葛藤してきた時間が、ムダではなかったことを教えてくれています。
私はふだんこのような記事を通して、心と脳のしくみを知ってもらい自分に自信をもち、より自分らしくいるために必要なことを紹介しています。
この記事があなたの人生をより豊かにするために、お役に立てばうれしいです。
まとめ
最後までやり抜くためのステップとして
1.72時間以内に始め、21日間続ける
2.AのためにBをするというプラスの動機設定
3.自分にとってどういう人でありたいかを考える
ということをお伝えしました。

Mikio / 心の浄化の専門家 JADP認定上級心理カウンセラー。交流分析、論理療法、認知療法、認知行動療法、フォーカシング、内観療法を会得。理想を叶えるための心のブレーキをなくしていくサポートをしています。